映像プロデューサー・中村佑子さんが中心となって始めた
被災地とわたしたちを手紙でつなぐこころみ
「お手紙プロジェクト」公式サイトの
イラストレーションを担当しました。



いちばん上の、お手紙をかく女性はわたしたち。
いちばん下の、受けとった手紙を読んでいるのは被災地で暮らす方たち。
そして真ん中の、手紙をくわえて飛んでいく鳥たちは中村さんたちをはじめとする
「お手紙プロジェクト」のスタッフの方たちです。
こちらのプロジェクトはtwitterに
アカウントも持っており、
そちらのアカウントや背景画像にも私のイラストレーションが使われています。
プロジェクトの進行状況などについて、逐一情報がアップされておりますので
ぜひチェックしていただければと思います。
今回のこのお仕事は、とても不思議なきっかけでスタートしました。
そもそもわたしと中村さんには、まったく接点がなく。
あるフォロワーの方が、中村さんのツイートをリツイートしたのがきっかけだったのです。
そのツイートにはこんなことが書いてありました。
「被災者の方にお手紙を書きませんか。1人1人に届くよう小さな紙で沢山書いて
ください。志津川小学校と志津川中学校に届けます。まだまだ一部ですが直接繋
がっていますので、責任持って渡します。」
物資や募金だけではない、こういう形で支えるということも
できるんだなあと深く納得しました。
そして賛同の意も込めて、わたしも迷わずリツイートしたのでした。
それから数日して、中村さんご本人からtwitter経由でご連絡をいただきました。
わたしのリツイートを知り、そこ経由でちょうどその頃呼びかけを始めていた
「Lipstick to her」のイラストレーションを拝見し、脳裏にひらめくものがあった、
ついては「お手紙プロジェクト」の絵を描いてもらえないか、
といただいたメールにはありました。
中村さんのメールからは、とても真剣な気持ちが伝わってきました。
とても熱く、かつ冷静で、ご自分のしようとしていることと
真摯に対峙しているのがよくわかりました。
物資ではなく手紙を送るというこころみは、
おたがいの「心」や「気持ち」をやりとりする、とてもデリケートで
なおかつとても覚悟と責任の必要なものだと思います。
真剣に何かをしようとしている方には、こちらも真剣に対峙しなければいけないと感じ、
いただいたメールを何度も何度も読みました。
読んでから、どのような気持ちで「お手紙プロジェクト」を始めたかをつづった、
中村さんの一連のツイートも全部さかのぼって読みました。
そして読み終えるとすぐに、「ぜひ、担当させてください」と
お返事のメールをさしあげたのでした。
実際、被災した土地に足を運び、ボランティア活動を行い、
そこで暮らす人たちと会った上で覚悟を決めてこのプロジェクトを立ち上げ、
そこに誠実に取り組もうとされている中村さんの言葉は説得力に満ちていて、
「ああ、この方は信頼できる」
そう思いました。
熱く、長く語りあげてしまって気恥ずかしいですが、
こういう心が動かされるようなお仕事に関われたことに心から感謝しています。