2011年 01月 26日
「ソーシャル・ネットワーク」を見た。 |
大手SNSのひとつFacebookの創設者マーク・ザッカーバーグをモデルにした作品。
公式サイトはこちら。
とにかく会話シーンが多いから、かなり集中して見たほうがいいよと
事前にいろんな人に言われたのを胸に、いざ映画館へ。
とってもよくできていて面白かったけど、見終わって、なんだかすごーく寂しくなった。
自分とまったく異なる世界と価値観で生きている人間なんて
たくさんいるのはわかっているけれど、この、言葉の届かなさっぷりはなんだろう。
と、しーんとした気持ちになる。
たしかに会話シーンが多くて、登場人物たちはのべつまくなししゃべり続けているけれど
主人公のマークはコミュニケーション能力が欠如していて、うまく周りとの関係を築けない。
(真偽のほどはわからないけれど、実際のマーク・ザッカーバーグ自身にも
アスペルガー症候群ではないかという話があるのね)
こんなにも大量の言葉が費やされているのに、
彼の心を他者とつなぐものは現れないんだなあ……というのが
たぶん、わたしが感じた寂しさや虚しさの原因なのだろなあ。
プラス、マークの親友エドゥアルドが見せる凡人ゆえの焦りや悲しみや怒りが
ひりひりしたのも影響していたんだと思う。
とが考えながら、映画を見るまでは聞かないでおこうととっておいた
シネマハスラー「ソーシャル・ネットワーク」の回を聞きつつ帰ったのだけど
パーソナリティーの宇多丸さんやリスナーの人が語るこの作品の感想の数々と
その色合いの多様さに、ちょっと胸を打たれてしまった。
特に、プログラマーの視点から語られたリスナーからの評は
まったく思いもよらないポイントでこの映画を語っていて、ちょっと鳥肌がたちました。
幸運なことに、今自分の周りやtwitterのなかで
映画について話したり、話を聞いたりする機会がすごく多くて
ひとつの作品が、波紋のように多様な感想、多様な視点を生み出していくって
なんて豊かなことなんだろうなあ。
公式サイトはこちら。
とにかく会話シーンが多いから、かなり集中して見たほうがいいよと
事前にいろんな人に言われたのを胸に、いざ映画館へ。
とってもよくできていて面白かったけど、見終わって、なんだかすごーく寂しくなった。
自分とまったく異なる世界と価値観で生きている人間なんて
たくさんいるのはわかっているけれど、この、言葉の届かなさっぷりはなんだろう。
と、しーんとした気持ちになる。
たしかに会話シーンが多くて、登場人物たちはのべつまくなししゃべり続けているけれど
主人公のマークはコミュニケーション能力が欠如していて、うまく周りとの関係を築けない。
(真偽のほどはわからないけれど、実際のマーク・ザッカーバーグ自身にも
アスペルガー症候群ではないかという話があるのね)
こんなにも大量の言葉が費やされているのに、
彼の心を他者とつなぐものは現れないんだなあ……というのが
たぶん、わたしが感じた寂しさや虚しさの原因なのだろなあ。
プラス、マークの親友エドゥアルドが見せる凡人ゆえの焦りや悲しみや怒りが
ひりひりしたのも影響していたんだと思う。
とが考えながら、映画を見るまでは聞かないでおこうととっておいた
シネマハスラー「ソーシャル・ネットワーク」の回を聞きつつ帰ったのだけど
パーソナリティーの宇多丸さんやリスナーの人が語るこの作品の感想の数々と
その色合いの多様さに、ちょっと胸を打たれてしまった。
特に、プログラマーの視点から語られたリスナーからの評は
まったく思いもよらないポイントでこの映画を語っていて、ちょっと鳥肌がたちました。
幸運なことに、今自分の周りやtwitterのなかで
映画について話したり、話を聞いたりする機会がすごく多くて
ひとつの作品が、波紋のように多様な感想、多様な視点を生み出していくって
なんて豊かなことなんだろうなあ。
by kittarihattari
| 2011-01-26 23:17
| 今さら名画座